水の恵みに感謝。収穫の喜びも格別です。

橋本 喜洋(60)
有限会社グリーンビジネス橋本
代表取締役
出身地:黒部市 高校:富山県 現住所:黒部市
[2023年9月時点]
Haruka Hayashi
学生リポーター
魚津市出身
林 遥
〈富山国際大学 現代社会学部〉
人を支援する仕事、接客の仕事に興味がある。

INTERVIEWINTERVIEW
インタビュー

代々続く家業を継がなければという思いでした。
もともとうちがずっと農家だったので、遅かれ早かれ家を継いで、田んぼや畑を作っていかないと、というふうに思っていました。農業高校に行ってからは、一応大学進学も考えましたが、どうせ田んぼをするなら一緒だろうということで、高校卒業後はすぐ農業をしていましたね。だからずっと黒部に住んでいます。3年前に新しく事務所兼休憩所を建てました。

黒部は自然災害が少なく、水も豊富!農業にはとても良い場所です。
富山県自体が自然災害の少ない所で、立山連峰に守られて強い大きな台風も来ないし、地震も少ない。加えて、稲作にとって水が豊富ということはすごく良いことですね。ここは黒部川の豊富な水、立山連峰の恵みの水があって、今年みたいに暑くて雨が少ない年でも黒部川扇状地は水不足になることはまずないので、すごくありがたいなと思います。

2年前からいちご農園を始め、いちご狩りができます。
2年前から始めたいちご農園に力を入れています。どうしていちごを始めたかというと、子どもから大人までみんないちごが好きだから。いちご狩りもできるようにして、今は3シーズン目の準備をしているところです。黒部でいちごを生産しているところは少なく、いちご狩りにいらっしゃるお客様にとっては新幹線の駅の近くにあることも好評です。2024年にはキャニオンルートの一般開放も始まりますので、多くの観光客の方に来てほしいと思っています。

県外からのお客様、外国人のお客様が増えました。
来園されるお客様は個人の方が中心です。SNSなどを見て来られる人も結構います。SNSは、自分は見るだけですが、従業員が積極的にやってくれています。新潟や長野など、県外から来てくださるお客様が多く、コロナの後は外国の方も多くなりました。実は従業員の中に4~5か国語を話せる子がいるので、その子に英語での案内役をお願いしています。外国から友達を呼んでくれたこともありました。すごくありがたかったですね。
EVERYDAYEVERYDAY
先輩の日常
とある1日のスケジュール


お仕事アイテム
いつも持ち歩いているのは携帯電話とボールペン。

MY LUNCH TIME
お昼はおにぎりと愛妻弁当。食べた後に少し寝る時もあります。

あるお休みの日
休みの日というわけではないですが、寒くなると薪ストーブの火を見ながらゆっくり過ごします。
