大好きな地元に貢献できる仕事。
中途
石田智章(40)
一般社団法人黒部・宇奈月温泉観光局
営業
入社年月:2016年4月入社 出身地:黒部市 大学:東京都 現住所: 黒部市
[2024年9月時点]
Reina Sugimoto
学生リポーター
上市町出身
杉本玲那
〈富山国際大学 現代社会学部〉
まちづくりに興味があり、現在は観光業を専攻。
INTERVIEWINTERVIEW
インタビュー
自分の大好きな地元で、故郷の魅力を内外に発信していく。
私は、もともと地元の黒部市が大好きだったため、黒部市で働きながら暮らしていきたいと考えていましたが、夢だった車の仕事は富山県では叶えることができないと思い、東京に行きました。東京に住むなかで、「ふるさとのために何もしないことへの罪悪感」を感じていたことから、県人会へ参加するようになりました。そこで県外の人を誘って富山ツアーなどを実施しました。それらの活動はとても楽しく、そんな仕事をしている組織はどこかと探して観光局を見つけました。
地方は、知識や知恵のアウトプットの場。
地方に比べ、東京にいると新しい情報のインプットが多くできます。しかし私は、インプットはまだ自分が楽しいだけの段階だと考えます。そこから世の中の役に立とうと思ったら、その情報をアウトプットして、人を巻きこんだりチャレンジしたりすることが必要です。また、情報を学ぶよりその情報を活用した方が満足度は高いと思いました。現在黒部市に北陸新幹線の駅はできましたが、人口が減り、お店も減って賑わいがなくなってきていると感じます。私は後悔なく過ごすために、そこに何かチャレンジやアプローチをしたいと思っています。
生活に必要なものやことがコンパクトに揃う素敵な地域。
黒部市はスーパーや飲食店も多く、道の渋滞は少ないので生活はストレスなく送れると思います。しかし近年、若い女性の他地域への流出が課題になっています。私が東京の富山県人会で出会った女性の多くは、「地元では自分の能力を十分に発揮できる場所がない。」と感じており、まだ富山県や黒部市での女性の活躍の場は十分ではないようです。今後は、女性を含めた多様な人材がチャレンジしやすい地域になることを期待しています。
観光業は地域住民のための仕事。
一般的に観光業は、地域にお金がまわるお手伝いをするのが仕事ですが、その環境を受け入れてもらうために地域住民の理解を促すのも重要な仕事です。観光振興は、人口減少による地域内の経済消費の落ち込みの解決策となります。地域外からの来訪者の消費が、地域内に多様な経済波及効果をもたらすからです。観光産業が活性化すれば、地域の雇用の維持・拡大にもつながります。それが、地域衰退の解決策の一つになると考え、仕事をしています。
EVERYDAYEVERYDAY
先輩の日常
とある1日のスケジュール
お仕事アイテム
ノートとペンは欠かさず持ち歩いています。
MY LUNCH TIME
NHK連続テレビ小説「虎に翼」を見ながら昼食をとります。
あるお休みの日
子どもと美味しいものを食べに出かけます。